5月12日、等潤病院外科・富義明医師による腹腔鏡手術に関する症例発表会が開催されました。
発表は、冒頭に「そもそもよい手術とは?」と問いを立てるところから始まりました。そして、本来第三者が評価することが難しい外科手術のクオリティについて、誰もが判断できる指標として独自に「低侵襲・短時間・合併症の有無」の3つを設定し、当院外科が導入している腹腔鏡手術による体腔内吻合について解説がされました。
腹腔鏡手術とは、腹腔の中で行う手術を、おへそほどの小さな穴から細長いカメラ(腹腔鏡)と器具を入れて行う方法で、従来の外科手術よりも患者様の体の負担(侵襲)を低減した体に優しい外科手術です。
吻合(臓器や血管などを再びつなぎ合わせる操作)は一般的には体腔外で行われることが多いのですが、当院では技術的には難易度の高い腹腔鏡手術によって体腔内で行うため傷が小さく、感染リスクが少なかったり傷が目立ちにくかったりと術後のQOLを高めることができます。
富医師による実際の手術映像を交えた説明によって理解が深まるとともに、ここ2年で導入された自動縫合器が紹介され、より安全で効率的な手術環境が整備されていることも分かりました。
当日は医師・看護師・リハビリ・栄養・事務職など、多職種からリモートを含め150 名ほど参加し、どの職種からも活発に質疑応答が行われ、日々の診療に役立つ有意義な時間となりました。今後もこのような学びの場を継続し、職種を超えた知識の共有と連携を深めてまいりたいと思います。
今回、専門的な知見をわかりやすくご発表いただいた富義明医師と、ご監修くださった西直人副院長、ならびに準備・運営にご尽力いただいた関係者の皆さまに、心より感謝申し上げます。
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◆当日の富医師の講演動画(抜粋)は、下記URLからご覧いただけます。
是非、詳細をご高覧ください。
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会場協力:等潤メディカルプラザ病院内 わくわく倶楽部等潤(デイサービス)
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