
アクティビティ



イルアカーサでは、表千家教授 金丸様をお迎えして秋のお茶会を開催しました。
2階フロアの談話コーナーにある畳のスペースに、茶道具や掛け軸、季節の草花をしつらえ、利用者様にお抹茶と茶道の雰囲気を楽しんでいただきました。いつもとは違う茶席の雰囲気に、利用者様も職員も自然と背筋が伸び、ほどよい緊張感の中にも和やかな時間が流れました。
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お茶を点てる姿も、間近で
今回は、風炉点前(ふろてまえ)でお茶を点てました。「風炉点前」は、主に夏の時季に用いる風炉で湯を沸かして行うお点前です。「お点前」とは、お茶を点ててお客様にお出しする一連の作法をいいます。茶道経験のある職員がお点前を披露し、金丸様は、茶道の作法や道具について丁寧に説明しながら、利用者様にお出しするお茶を点ててくださいました。金丸様がお茶を点てる姿もご覧いただけるよう、今回は場所を工夫しました。一碗のお茶ができあがるまでの丁寧な所作も、間近で楽しんでいただきます。
大切な茶道具で、おもてなし
当日は、金丸様と職員が大切にしている茶道具をお借りしました。事前に相談を重ね、一つひとつの道具をそろえて準備を進めました。
お湯を沸かす茶釜、水を入れる水指(みずさし)、抹茶を入れる茶器、抹茶をすくう茶杓(ちゃしゃく)、水やお湯をくむ柄杓(ひしゃく)などを用意。さらに、小さな屏風である風炉先屏風(ふろさきびょうぶ)や、道具を置く棚、使った水や湯を受ける建水(けんすい)、釜の蓋などを置く蓋置(ふたおき)もそろえ、茶席の雰囲気を整えました。お抹茶の味わいだけでなく、茶碗や道具にも親しんでいただけるよう、心を込めて準備しました。
「和敬清寂」の掛け軸と、秋の草花
掛け軸には、中国・西安の書道家が直筆で書いた「和敬清寂(わけいせいじゃく)」を飾りました。
「和敬清寂」は、互いを思いやり、敬い、心や茶席を清らかに保ち、穏やかな心で向き合うという、茶道で大切にされている精神を表す言葉です。茶花には、当日に用意したすすきや菊など、季節の草花を選び、籠に生けました。身近な草花が、茶席に秋の彩りを添えてくれました。また、茶花の前には、金丸様が表千家の本部から喜寿のお祝いに贈られた、亀甲柄の香合入れも飾らせていただきました。金丸様が大切にされている品々も、今回のお茶会の見どころの一つです。
一碗のお茶に込めた、おもてなしの心
お抹茶を味わい、お茶を点てる所作を眺め、茶道具や掛け軸、季節の草花に親しむ――。いつもの談話コーナーで、日本の伝統文化と秋を感じるひとときを過ごしていただきました。イルアカーサでは、これからも季節の楽しみや文化に触れる機会を大切にし、利用者様の日々の暮らしに彩りを添えてまいります。
大切な茶道具をご用意くださり、心のこもったお茶会にご協力いただいた金丸様に、心より感謝申し上げます。






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