等潤メディケア診療所

当診療所のご紹介

当診療所は、慈生会の理念「地域とともに生きる慈しみのトータルヘルスケア」実現のため、訪問診療を含む、在宅医療・介護部門の中心的な役割を担っています。
2023年9月には在宅に特化した診療所「等潤メディケア診療所」として生まれ変わりました。
当診療所の特殊性としては、法人内で電子カルテが共有されており、医師が在宅からでもパソコンを使用し電子カルテにリモート接続することで、情報伝達がスピーディーに各部署に繋がる点です。訪問診療でも外来と同様に診療が継続できます。
また、契約した方は、緊急時や困った時など、24時間、365日、いつでも電話に応じます。
入院が必要な場合でも、等潤病院と連携が取れており、入院での加療が可能です。
住み慣れた地域で安心して療養生活を送れるよう、サポートできる体制を整えています。

訪問診療とは

あらかじめ医師が診療の計画を立て、患者様の同意を得て定期的に(例えば、2週間に1回など)患者様の自宅や老人ホームなどの施設に出向いて診療するものを「訪問診療」といいます。具合が悪くなった時にだけ来てもらう往診とは違い、定期的かつ計画的に訪問し、医療サービスを提供するものです。

1人での通院が困難な患者様が医学的理由(認知症・癌末期等)で訪問診療の適応になります。

当院で可能な医療対応例

訪問診療では、医師による診察や薬の処方のみならず、血液検査や尿検査、ワクチン接種、在宅酸素の手配や継続、麻薬の処方、疼痛管理、傷や褥瘡の管理、カテーテル管理(尿道、腎瘻、膀胱瘻など)点滴、胃瘻、中心静脈栄養管理などに対応しています。
通院が困難な事情を考慮して、可能な医療はできるだけ在宅で行うことを前提としています。
また病状によっては治療が望めない状況であっても、患者様が少しでも快適な生活を送れるようにケアを行います。
さらに最後をご自宅で迎えたいとご希望される場合にも、全力で支援させて頂きます。

在宅支援診療所について

当診療所は「在宅支援診療所2」に指定されています。
在宅支援診療所とは、24時間体制で往診や訪問看護を実施する診療所のことで、以下のことを行っております。

  1. 医療及び福祉サービスとの連携を担当する介護支援専門員(ケアマネージャー)等と連携しています。
  2. 緊急連絡を24時間対応できる体制を確保しています。
  3. 訪問看護ステーションの看護師と連携しています。
  4. 入院の必要がある場合、等潤病院との連携により緊急入院の体制を確保しています。ただし、病状によっては連携医療機関以外の病院となることもあります。

訪問診療体制表

9:30〜12:00 阿部 沖田 伊藤 山根
13:30~16:30 日下 中島 高岡

訪問対応エリア

足立区青井、綾瀬、西綾瀬、東綾瀬、足立、西加平、北加平町、弘道、島根、花畑、南花畑、保塚町、保木間、西保木間、東保木間、一ツ家、平野、中央本町、六町、六月町、神明、佐野、大谷田、六木など。

  • その他のエリアもご相談に応じて検討いたします。

訪問診療開始までの流れ

  • 1.お問い合わせ・相談

    かかりつけ医、ケアマネージャー・相談員・病院や診療所のスタッフにご相談ください。
    ご質問だけでも結構です。お気軽にご連絡ください。

  • 2.申し込み

    診療情報提供書の準備をお願いいたします。
    その情報をもとに訪問診療が可能か否か検討させていただき、お返事いたします。

  • 3.手続き

    初回訪問前にカルテ作成の手続きをしていただきます。
    この際、代理の方(ご家族、あるいはケアマネージャー等)でも構いません。この時に健康保険証、その他医療証、介護保険証などをご持参ください。
    手続きの際に、初回訪問日を決定いたします。

  • 4.訪問診療開始

    いよいよ訪問診療が始まります。
    初回訪問の際には、ご家族、ケアマネージャーの同席をお願いします。
    そこで担当医が患者様の病状や経過等をお伺いし、在宅医療に関するご希望や意向を確認し、皆で今後の方針を話し合います。

訪問スケジュール

前月末に「予定表」をお渡しします。通常は月2回の訪問となります。
ただし緊急時はこの限りではありません。
予定された日に不都合がある場合は、お早めにご連絡ください。

訪問診療料金について

ご契約の患者様、1か月のご利用料金の目安

  • 1割負担/月2回の訪問診療・処方箋の発行を受けた場合(処置や検査がない場合)
自己負担額 約7,000円〜
  • 病状や保険証の種類により料金に違いがございますが、大まかには下記の通りです。
例1)80歳 後期高齢者医療被保険者症 1割負担の方

腰椎圧迫骨折等、日常生活動作の低下により通院が困難な方
定期訪問診療 月2回 約7,000円(院外処方のため、別途薬剤費がかかります)

例2)85歳 後期高齢者医療被保険者症 2割負担の方

認知症、骨粗鬆症等、状態管理が必要な方
定期訪問診療 月2回 約14,000円(院外処方のため、別途薬剤費がかかります)

いずれも介護保険をご利用されている場合、居宅療養管理指導料として別途約584円かかります。

非常に複雑ではございますが、詳細については、お問い合わせ下さい。

よくある質問

薬の処方箋が出たら、薬はどこでもらえばいいですか?

診療所から薬局へ処方箋を回します。
薬局へ取りに行く場合には、処方箋が発行されてから、4日以内に薬局へ取りに行くようお願いします。
薬局によっては、処方箋を診療所に取りに来て頂き、処方箋を持参し薬局へ行って頂く必要があります。
また、薬の配達を希望される場合も対応可能です(別途配達代として、1割負担の方で約600円かかります)対応可能な薬局をご紹介いたします。

主治医や担当のケアマネージャーがいない場合にはどこに相談したらいいですか?

  • 市区町村の役所
  • 地域包括センター
  • 地域の医師会

高齢者で医療と介護が必要な場合には、ワンストップで高齢者の相談に応じてくれる地域包括センターがおすすめです。

訪問診療はどんな人が利用できる?施設入居中でも利用は可能ですか?

在宅で療養中、および、通院が困難な方が利用できます。
有料老人ホーム、グループホーム、サービス付き高齢者住宅等に住んでいる場合でも、「在宅」とみなされ、利用可能です。
在宅でがんの緩和ケアを受ける人や、寝たきりの人等が利用しています。
医療機関によって、対応できる病気や症状に違いがあります。

問い合わせ

電話番号 03-3850-8721
FAX 03-3850-8777
担当 菅原 規子
定休日 日曜日・祝日・年末年始(12月31日~1月3日)

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