外科チーム主催・腹腔鏡手術の症例発表会を開催しました!
2025年5月12日、当院では外科・富義明医師による腹腔鏡手術の症例発表会が開催されました。テーマは「結腸癌に対する治療法と当院における腹腔鏡下結腸切除術の体腔内吻合の短期治療成績」です。医師だけでなく、看護師やリハビリ、栄養、事務職など多職種150名以上が参加し、オンラインも活用した学びの場となりました。
富医師は質の高い手術の条件として「低侵襲・短時間・合併症が無い」という分かりやすい3つの視点を提示し難易度が高いとされる体腔内吻合について、実際の手術映像を交えながら分かりやすく解説されました。当院では全ての工程を腹腔鏡手術で行う完全腹腔鏡下手術を導入しています。本来開腹術で行うことが多い症例も腹腔鏡下で体腔内吻合を行うことが可能です。開腹術と比較して傷が小さく、早期離床、早期退院が目指せます。
本会は、職種の垣根を越えた学びと成長の機会が大切にされています。今回の発表会も現場から生まれた知見をチーム全体で深め合う、まさに慈生会らしい学びの場でした。

等潤病院外科・富義明医師


オンラインを含め、多職種150名が集まりました!