Message スタッフメッセージ

大学病院で専門的な治療を受ける方には関わってきましたが、そういった方々が退院し、住み慣れた地域で、病気を抱えながらどのように暮らしているのだろうと興味がありました。

等潤病院は地域に根差した病院であり、関連施設として在宅に関わる事業所もあったため働いてみたいと思いました。

クリニックで働いていた時に、通勤時間が1時間以上、勤務終了時間が18:30、残業もありました。自宅と職場の往復で自分の時間が持てず、気持ち的にも辛かったため、勤務時間が17時までということ、自転車で通勤できる範囲以内であったこと、訪問診療に興味があり、経験できる診療所であったためです。

母が看護師をしていたこともあり、小学生の頃から看護師という仕事に興味を持ちました。高校生になり、看護師の職場体験を通して、患者様に寄り添い、悩みや不安を聞いてあげられる優しい看護師さんになりたい、人の役に立てる仕事がしたいと思うようになり、この仕事を目指しました。

「ありがとうございました」と患者様やご家族から感謝の言葉を頂けることです。

うまくいかずに悩んだ事も、やってきたことは間違いではなかった、大変なことでもまた頑張ろうと思えます。

明るく協力的なスタッフで、働きやすい環境です。業務の中で悩んだり、困ったことがあった時には相談のしやすい職場です。一人で悩むことはありません。みんなが力になってくれます。

子育てをしながら働いていますが、院内に保育室がある、多様な勤務形態がある（日勤常勤や時短正職員等）、時間休が取れる等、子育てをしながら働ける選択肢がたくさんあり、状況に合わせ利用させていただいたことで、現在も仕事を続けられています。

癌末期の患者様で、ご本人ご家族ともに最期まで自宅で過ごしたいと希望がありました。関わることができた時間は短かったですが、在宅で過ごす環境を各事業所と協力し整え、希望通り自宅での看取りができたことで、ご家族から感謝の言葉をいただけたことです。

患者様やご家族から何度か怒鳴られたことがありましたが、伝えたいことが正しい形で伝わらず、つらい思いをしました。そんな時には一人で悩まず、同僚や上司に相談し、次回の対応策を検討したり、気分転換をすることで乗り越えてきました。