お知らせ

地域包括支援センター一ツ家

「知っている人」が増える地域へ 〜CFAキッズ六町校で高齢者声かけ体験を開催〜

8月26日、地域包括支援センター一ツ家は、CFAキッズ六町校の児童を対象に「高齢者声かけ体験」を実施しました。地域のあんしん協力員の皆さまに協力いただき、子どもたちは困っている高齢者への声かけを実践。交流を通して地域のつながりや見守りの大切さを学びました。
はじめに職員が「よい声のかけ方」と「よくない声のかけ方」の見本を実演しました。その後、「自宅近くに住む顔見知りのお年寄りが、夕方になっても一人で公園のベンチに座っている」という設定を子どもたちに伝えました。
シニアの皆さまに各グループへ入っていただき、「さあ、声をかけてみよう!」と促すと、それまで元気に話していた子どもたちも急にもじもじとした様子に。実際に自分から声をかけるとなると、何と言ったらよいのか分からず戸惑っているようでした。
そこで職員が「さっきの見本を思い出して、まずは正面から声をかけてみよう」とアドバイスすると、「こんにちは」「どうしたんですか」といった声が少しずつ聞こえてきました。高齢者役の方から「道に迷ってしまったのよ」と返事があると、子どもたちは次第に自信をつけ、「暑いから早く帰ったほうがいいですよ」「近所だから一緒に帰りましょう」など、それぞれ工夫しながら会話を進めることができました。
体験終了後も、子どもたちとシニアの皆さまとの会話は続きました。普段接する機会の少ない世代同士が言葉を交わし、笑顔で交流する貴重な時間となりました。
このような体験を通して、将来地域で暮らしていく子どもたちが、世代を超えて支え合える地域づくりにつながることを願っています。
また、後日、六町校の先生から心温まるお話を伺いました。体験後に子どもたちが公園へ出かけた帰り道、講座に参加してくださったシニアの方と偶然再会したそうです。お互いに気付き、笑顔で手を振り合う姿を見て、先生は「講座がなければ、そのまますれ違っていたかもしれない地域の方が、一度顔を合わせ、言葉を交わしたことで『知っている人』になりました」と話してくださいました。
小さな取り組みの積み重ねが地域のつながりを育み、安心して暮らせるまちづくりにつながっていくことを、改めてCFAキッズ六町校の子どもたち、先生方、そしてあんしん協力員の皆さまから学ばせていただきました。
ご協力いただいた皆さまに、心より感謝申し上げます。

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